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ひきこもりの原因

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ひきこもりの原因について

不登校の中で、自分の部屋に逃げ込んで「ひきこもり」になる子がいます。不登校になった子を「ひきこもり」だと言う人もいますが、多くの不登校の子は学校以外は休日などに外出する事が出来ています。ここで話していくひきこもりは不登校の子が部屋や家から出て来ない状態を指します。

大人のひきこもりを「社会的引きこもり」と定義されていますが、働かない大人で親元で暮らしている人を「二ート」と呼んでいます。「ニート」の場合は、外出をすることができます。ひきこもりは外出はほとんどしないです。できても、夜間など人目に付かない時に外出する人が多いです。

 

①精神病が原因

ひきこもりを長く診察、研究する精神科医の先生たちによれば、ひきこもりの人達は様々な精神症状にあります。「対人恐怖症」「視線恐怖症」「不安恐怖症」「広場恐怖症」「パニック障害」などが主な症状のようです。ここから発展して行くと「うつ病」「統合失調症」になっていくのです。

病気になってから、ひきこもりになっているのではなく、ひきこもり状態が長く続いた結果として精神病を発症しているとお医者さんは説明しています。ですから、ひきこもりから抜け出せない原因は精神病なのですが、ひきこもりそのものを引き起こしているのは精神病ではないようなのです。

 

②親子関係が原因

不登校のひきこもりの場合は子供部屋に引きこもっている状態の子を差します。部屋から出て来ない原因は親子関係のトラブルです。互いの意見を言い合い、納得せず、理解してもらえないことへの反抗として部屋にひきこもっている不登校の子は多くいます。

特に、同性の親との間での喧嘩によってひきこもるようです。このケースが多数見られ、親子関係に乱れ、崩れによって修復が不可能となり、親との距離を保とうとします。

例えば、父親が息子に対して強い口調で命令的に罵ってしまうことでひきこもる。あるいは、逆で、子供の言う通りにしてしまう事で、親子関係が崩れてしまい、家庭内の人間関係のバランスが狂って、ひきこもる。

 

③共感の会話法で抜け出せる

精神病でないひきこもりの不登校の子が、部屋から出す為に有効だと言われているのが「共感の会話法」です。不登校の専門家が開発した会話法が評判があり、当サイトでも実践した保護者の方から改善報告が出ています。ひきこもりの心理状態に共感してあげることで、親への信頼感を子供が持てられれば部屋から出てくることができます。

不登校とひきこもりは違います。不登校は学校へ行けない子のことです。一方で、ひきこもりは自分の部屋にこもって、ずっと部屋の中だけで過ごす子です。不登校の子の多くは、学校へは行けないけど、リビングや家族の共有空間で過ごしています。ひきこもりの子は、自分の部屋に閉じこもっているから、この子のように家族との会話はないです。携帯メールや置き手紙、メモでやり取りするだけです。

異常な家族関係になっています。
ひきこもりは、不登校から発展していきます。少し対応を間違えると不登校からひきこもりに簡単になってしまいます。ということは、つまり、ひきこもりから抜け出すのも方法があるってことです。多くのひきこもり不登校の家族が、ひきこもりから回復している方法があります。その方法を今回、
お教えしますね。

「どうして、あんなにワガママなの?」

って、ひきこもりのわが子のことを思っている方もいるんじゃないでしょうか。

なぜ、ひきこもりになるのか?

子どもの側の視点で話していきますね。不登校の子って、学校へ行きたいんですね。行きたくないから休んでいるのではないです。ここがすごく重要なんです。行きたいけど、体がどうしても動かなくなるんです。原因も本人にはわかりません。それが苦しくて仕方がないんです。それなのに、親は一方的に責めてきます。一緒にわからない原因を解決しようとはしてくれません。苦しい自分の気持ちを全く理解してくれない。

「この人たちに何を言ってもわかってくれない。」

「ただ学校へ行って欲しいだけなんだ。」

「私の気持ちは関係ないんだ。」

こんな人たちと関わっても、苦しくなるだけ、それなら、自分の部屋に居続けるだけ。って、こんな流れでひきこもりへと発展します。一方的な子どもの方からの思いなんですね。ふざけた考えだと思うのも仕方ないし、すごくワガママだと感じるかもしれません。でも、ひきこもりになっているのは子ども自身だから、子どもに合わせないと解決しません。つまり、親子の意識の違い、すれ違いが原因だってことなんです。親は早く学校へ行って欲しい。子どもは、自分の気持ちを理解して欲しい。

では、どうすればいいのでしょうか?

子どもは「お母さんは、自分の事を理解してくれていない」って思ってるんですよね。だったら、理解していることを伝える必要があるんです。それを私は「共感の会話」って言っています。共感の会話の例を話します。

「お母さんが、あなたの気持ちを理解していないって感じさせて辛かったね。その気持ち、わかるよ。学校行きたくても、行けなかったんだね。お母さんはサボったと勘違いしてたんだよ。不登校の原因がわかったから、ようやく理解できたの。お母さんだったら、毎日、泣いて泣いて、家から飛び出してるよ。あなたはよくがんばってる。強い子だよ。耐えているだけでも、学校へ言っているのと同じだよ。」

・・・

こんな感じです。子どもの思っていること、感じていることを伝えてあげることで、共感を感じるんですよね。それで、不登校でもがんばっていることを褒めてあげる。それと、学校へ行けなくても、がんばっているのは学校へ行っているのと同じだと認めてあげる。直接、顔を合わせて話せない人もいます。この文章を、紙に書いて、子ども部屋の前に置いてもいいし、メールで送ってもいい。とにかく、伝えてあげて下さい。

「あなたの辛い気持ちは、よくわかっているよ。」

この気持ちが、子どもを意固地から解放して、あげられるんですよね。実際、この方法でひきこもりの子が翌朝から、リビングに出て来てテレビを見て過ごすようになっているんですね。親子の意志疎通がうまくいかないだけなんです。言い忘れましたが、絶対にやってはいけないことがあります。それは「謝る」ことです。決して
子どもの下に入ってはいけません。勘違い、理解できていなかっただけで、あなたは悪くない。
ここで親が子の下手に回ると、家庭内暴力などへ発展していきます。本当にそうなんです。謝ってはいけませんからね。注意して下さいよ。それでは、今すぐ子どもの気持ちを理解して、共感の気持ちを伝えてあげて下さい。

引用先:http://futokou.blog106.fc2.com/blog-entry-1624.html

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